株式会社moovy様|SEOコンサルティング支援事例

テクニカルSEOを用いた内部対策で掲載順位上昇

株式会社moovy

会社名:株式会社moovy
所在地:〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1丁目18−3 プレミア道玄坂ビル8階
設立:2020年4月13日
代表取締役:三嶋 弘哉
電話:050 – 3701 – 3401
お問い合わせ:moovy_support@moovy.co.jp
事業内容:
・採用動画プラットフォーム「moovy」の運営 (ビジネスモデル特許 – 特許第7025802号)
・動画、映像の企画制作サービス
・マーケティングコンサルティング
・採用コンサルティング

moovyとは、自社の魅力を動画で伝えることのできる先進的な採用動画プラットフォームです。株式会社moovy様は、文章では伝わりにくい組織の文化や社員の特徴を、30秒の採用動画を使って発信・拡散できる採用動画プラットフォーム、moovyを運営されております。

今回は、株式会社moovy代表取締役社長・三嶋様にお話を伺いました。

DB系サイト特有の課題

採用動画プラットフォームmoovyはビジネスモデル特許を取得済み(特許第7025802号)で、ベンチャー企業をメインに多くの企業様がご登録しております。また、日本トレンドリサーチによると採用動画メディアユーザー満足度調査において、堂々の1位も獲得されております。このような急成長中の採用動画プラットフォーマーとして、サイト上の課題にはどのようなものがあったのでしょうか?

そうですね。ご登録いただく企業様が増えるということはその分ページ数が増えることを意味し、かつ、その分カテゴリー・タグやページネーションが増えることを意味します。このような状況下において、各ページの評価が分散したり、低品質なページが生まれてしまったりします。すると、サイト全体の評価が下がってしまうことが懸念されます。(三嶋様)

ご説明ありがとうございます。このような、DB系サイト特有の課題を解決する上で重要になってくるのが、テクニカルSEO(内部対策)になります。弊社側は、まず貴社のGoogle Search Console(以下、「GSC」)の閲覧権をいただき、エラーページや除外ページを調査いたしました。その中でいくつか施策を掲出させていただきました。

はい、エラーページはすぐにクローラーのブロックを行ったことで一気に減らすことができました。また、除外ページの対応についても種々施策を上げていただき一つずつ地道に解消していきました。(三嶋様)

コンテンツマーケティング×テクニカルSEO

moovy様はテクニカルSEOについて対策を行う以前から、コンテンツマーケティングについても徹底して対策が行われてきました。これらの記事で高い順位を獲得する上で、土台作りという意味でもテクニカルSEOは極めて重要といえます。テクニカルSEOとコンテンツマーケティングとの相乗効果についてはいかがお考えでしょうか?

弊社では毎月多い時期では数10本もの記事をを新規で執筆・既存記事のリライトを行ってきました。ご指摘の通り、これらの記事で高い順位を獲得する上での土台作りを行うという意味で、テクニカルSEOは不可欠であるといえます。いくら質の高い記事を量産し続けてきても、それらが適切に評価されるサイト作りがなされていなければ、高い掲載順位を維持することは難しいといえます。(三嶋様)

前述しましたDB系のサイトならではの課題と貴社のようなコンテンツマーケティングに本腰を入れていらっしゃるようなサイト、双方の観点から今回のコンサルティングサービスの重要性が伺えますね。

CTR(クリック率)の最適化を実施

SEOについては掲載順位を上昇させることがメインの解決すべき課題といえますが、それだけでなくクリック率(以下、CTR)の上昇の対策も行うことができます。今回、CTRの最適化のためにどのような施策を行ったのかお聞かせください。

はい、CTRを改善するということはSERPs(検索結果画面)における最適化が求められます。具体的には、貴社からは構造化データの実装についてご提案いただきました。コーディングする上で実装指示書も添付いただいたので対策がスムーズに進んだ記憶がございます。(三嶋様)

SXO(Search Experience Optimization)という分野ですね。SERPsの最適化を行うことでユーザーのサーチ体験の最適化が行われ、CTRが上昇します。具体的には、moovy様の検索結果ページ部分にFAQを表示させたりすることができました。

1か月あたりのクリック数が4,500程度増加

弊社がコンサルティングサービスを開始しました2021年9月から、2022年2月までの間、1日当たりのクリック数が100程度から250程度まで増加しています。本データはページ数が増えたことも要因と言えますが、これら新規ページが正しく評価される仕組みづくりが功を奏したのではないかと存じます。

そうですね。1日当たり150程度クリック数が増加するということは1か月換算で4,500クリック増加したことになります。多くのサイトの平均CVR(コンバージョン率)が1%であることをもとにすると、45程度CV数が増える換算になります。問い合わせ数が45件増加するというのはビジネスインパクトとしても大きいですね。弊社側としても、成果に直結したプロジェクト遂行がなされていることには大きな意義があったように感じます。(三嶋様)

今後のmoovyについて

ご説明いただき誠にありがとうございます。今後、moovyが目指す姿・あり方について教えてください。

我々はミッションとして、「人々が能力を覚醒させ、より楽しく熱い社会へ」を掲げています。
コロナの影響によって、採用選考がオンライン化され、求職者も求人企業も「見極め」や「動機づけ」がより難しくなっています。 moovyでは、求人広告や求人票のような画一的なフォーマットではなく、貴社のリアルな情報を短尺の採用動画に変換して求職者に伝えることができます。仕事選びは「見る」から始まるとの表現にある通り、引き続き採用動画プラットフォーマーとして、仕事選びが「見る」という行為から始める社会を実現していきたいと思っています。(三嶋様)

貴重なお話の数々をありがとうございました。是非今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。